イジワル王子とお姫様
「杏、大げさなんだからぁ。すぐ学校で会えるし。朝の過ごし方が変わるだけなのに、変なの」
「そーかなぁ。私いつも桃香と学校行くの楽しみなんだよ?結構色んな事に遭遇するし」
杏は私を見て、ニッと口端を上げる。
「あはは……」
それは、ある日のことだった。
高2になった私たち。いつものように、毎朝一緒に登校してたんだ。
そしたら……、
通学途中で道に倒れてる男子学生に遭遇した。
制服はうちのじゃなくて、一目見て、隣の男子校のものだと分かった。
うちの高校は共学だけど、女子は、やたら隣の男子校を気にしてる。
彼氏達成率も、なぜか隣の学校との方が高い。
「そーかなぁ。私いつも桃香と学校行くの楽しみなんだよ?結構色んな事に遭遇するし」
杏は私を見て、ニッと口端を上げる。
「あはは……」
それは、ある日のことだった。
高2になった私たち。いつものように、毎朝一緒に登校してたんだ。
そしたら……、
通学途中で道に倒れてる男子学生に遭遇した。
制服はうちのじゃなくて、一目見て、隣の男子校のものだと分かった。
うちの高校は共学だけど、女子は、やたら隣の男子校を気にしてる。
彼氏達成率も、なぜか隣の学校との方が高い。