イジワル王子とお姫様
ナツキくんと目が合った
私は床にしゃがんでるという、おかしな体勢のまま…
「ぶっ…」
ナツキくん、あ~あコイツまた訳わかんない事やってるよ。みたいな顔して吹き出してるし…
目覚めていきなり私が下にしゃがんでたら驚くよね
「いや、悪い。別にお前に笑ったわけじゃなくてさ。…あーゴメン。今日ダメだわ。遅くなると思うし」
遅くなる?
じゃあ、もしかして夕ご飯も一緒に食べて帰ってくれたりする?
一人、妄想炸裂
親しそうだな…。電話の相手、誰なんだろ
携帯をカバンにしまい、椅子に座りなおした
電車の中だから、他の人の迷惑にならない為の配慮なのか、私に聞かれたくないのか。彼はボソボソ小さな声で喋ってる
私は床にしゃがんでるという、おかしな体勢のまま…
「ぶっ…」
ナツキくん、あ~あコイツまた訳わかんない事やってるよ。みたいな顔して吹き出してるし…
目覚めていきなり私が下にしゃがんでたら驚くよね
「いや、悪い。別にお前に笑ったわけじゃなくてさ。…あーゴメン。今日ダメだわ。遅くなると思うし」
遅くなる?
じゃあ、もしかして夕ご飯も一緒に食べて帰ってくれたりする?
一人、妄想炸裂
親しそうだな…。電話の相手、誰なんだろ
携帯をカバンにしまい、椅子に座りなおした
電車の中だから、他の人の迷惑にならない為の配慮なのか、私に聞かれたくないのか。彼はボソボソ小さな声で喋ってる