イジワル王子とお姫様
「今……オレに触った?」
「えっ!いぇ、別に。触ってません」
バレバレな嘘をつく。
「何でオレあんたに膝枕されてんの?」
「さぁ……何ででしょう」
倒れてたからって言えばいいのに、彼の目を見た途端、頭の中が真っ白になってしまった。
目を閉じてる時は優しい顔してたのに、開けると少しキツイ感じの目。
これ絶対、睨まれてるよね、怖いんですけど~。
しかも嫌がられてのこの状況、最高にハズい……。
「えっ!いぇ、別に。触ってません」
バレバレな嘘をつく。
「何でオレあんたに膝枕されてんの?」
「さぁ……何ででしょう」
倒れてたからって言えばいいのに、彼の目を見た途端、頭の中が真っ白になってしまった。
目を閉じてる時は優しい顔してたのに、開けると少しキツイ感じの目。
これ絶対、睨まれてるよね、怖いんですけど~。
しかも嫌がられてのこの状況、最高にハズい……。