イジワル王子とお姫様
ナツキくんの浴衣の袖に必死でしがみつく


「…んっ」


もう…


何も考えられないよ


初めて経験する自分の物とは違う感触に追いかけられ続け、息ができないほど苦しくて…


ギュッと…


…手に力を込めた


その途端…








ビリイッ









…え、何の音…?


「あ…」


「………」


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