イジワル王子とお姫様
「ひゃっ」
ナツキくんをガンミしてたから、段差があるのに気付かず転けそうになる
杏が支えてくれたんだけど、柔らかな髪をかきあげながら呆れたように溜め息を漏らす
「桃香、ちゃんと足下見て歩きなよ。あのナツキくんは、あんたの好きだったナツキくんとはもう違う人間になっちゃってるかもよ?
銃士くんはいいヤツってメールに書いてたけど男のいういいヤツは、あんま信用できないからね」
「うん…」
ナツキくんは、相変わらずダルそうに首を回したり、カバンを何回もかけ直して前に進んで行く
話しかけたいなぁー…
そう思ってると、私たちの前に銃士くんが現れた
私たちの前というよりは、ナツキくんの前に姿を現したんだけどね
ナツキくんをガンミしてたから、段差があるのに気付かず転けそうになる
杏が支えてくれたんだけど、柔らかな髪をかきあげながら呆れたように溜め息を漏らす
「桃香、ちゃんと足下見て歩きなよ。あのナツキくんは、あんたの好きだったナツキくんとはもう違う人間になっちゃってるかもよ?
銃士くんはいいヤツってメールに書いてたけど男のいういいヤツは、あんま信用できないからね」
「うん…」
ナツキくんは、相変わらずダルそうに首を回したり、カバンを何回もかけ直して前に進んで行く
話しかけたいなぁー…
そう思ってると、私たちの前に銃士くんが現れた
私たちの前というよりは、ナツキくんの前に姿を現したんだけどね