甘い甘いケーキはどう?[2]
★短編集も完結★
俺達は
初めて会った日に体を重ねた。
だけど、その一回だけで付き合ってからはしていない。
体目当てだと思われたくなかったから、我慢していた。
今日もそんなつもりはなかったので、頭の中でもう1人の自分がストップをかけていた。
『もう止めろ』と…
でも真菜の甘い声が健全な高校生男子の俺を刺激する。
それでも戦いに勝った俺は顔を離して真菜をギュッと抱きしめた。
「…ふぅ…」