甘い甘いケーキはどう?[2]
★短編集も完結★
真菜side☆☆
あぁ…
何で行くって言っちゃったんだろう…私
やっぱり蒼斗くんは高校生なんだってことを思い知った瞬間だった。
2人でいると、とても大人に見える蒼斗くん…
こうして友達に囲まれているとやっぱり高校生なんだ。
その中の1人の女の子…
髪は綺麗に巻かれていて、背が高く私なんかよりずっと大人っぽい…
会ったときから視線を感じた。
「私達いまから、カラオケ行くけど蒼斗も行こうよ~」
突然その子が言った。
蒼斗くんに触ってる…!!
嫌だな…
蒼斗くんは断ってくれたんだけど…
「え~…彼女さん…ダメですかぁ??」
すごい残念そうに、、、
目をウルウルさせるので困った。
でも、何か
なんか挑戦されてる!?
これは…
断れないよぉ…