甘い甘いケーキはどう?[2]
★短編集も完結★
トモダチ
俺は渋々カラオケに行くことにした。
みんな次々に歌を入れて歌っていた。
真菜は質問攻めにあいながらも、ニコニコしてみんなと話していた。
「そう言えばさ~真菜ちゃんって何歳なの?さっき聞くの忘れた」
浩介のやつ…
真菜の笑顔がひきつってた。
心配そうに真菜が俺を見た。
「真菜…別に言ってもいいだろ?大丈夫だよ、歳なんか関係ねぇんだから…」
「蒼斗くん…」
真菜はゆっくり頷いた。