甘い甘いケーキはどう?[2]
★短編集も完結★
真菜side☆☆☆☆
逃げるようにしてカラオケ屋を後にした私は、高校時代からの親友、桜に電話。
『ざぐら~もう分かんないよ~……』
『は!?真菜?いきなりどうしたの?
とりあえず、今から家おいで?今仕事終わったから』
『ご…めんね…』
桜はショップの店員。
土日はほとんど出勤で、仕事は今終わったときいて申し訳なくおもったが、今日は甘えさせてもらうことにした。