冬の華
唇を離すと軽く息を乱した彼女が瞳を潤ませ見つめる。
抱き直し彼女を掬い上げて
立ち上がった。
部屋に向かう俺の邪魔を
するつもりは無いのか、
大きく欠伸をすると立ち上がり、その場で一回転して眠りに着く。
両手の塞がった俺は自分の寝室の扉を開けた。
首に腕を絡ませた彼女にはそれは見えてない。
見える筈が無いのだけれど…。
足を踏み入れ扉を閉める。
「えっ…今どうやって?」
首を捻る彼女をベッドに降ろし、覆い被さる。
「そんな色気の無い話はいいよ」
片手を脇に付き、
彼女の頬に触れる。
色白の彼女が紅色に染まった。
抱き直し彼女を掬い上げて
立ち上がった。
部屋に向かう俺の邪魔を
するつもりは無いのか、
大きく欠伸をすると立ち上がり、その場で一回転して眠りに着く。
両手の塞がった俺は自分の寝室の扉を開けた。
首に腕を絡ませた彼女にはそれは見えてない。
見える筈が無いのだけれど…。
足を踏み入れ扉を閉める。
「えっ…今どうやって?」
首を捻る彼女をベッドに降ろし、覆い被さる。
「そんな色気の無い話はいいよ」
片手を脇に付き、
彼女の頬に触れる。
色白の彼女が紅色に染まった。