冬の華
真愛が居たからだ。
「ありがとう真愛」
「何でありがとう?」
「秘密…」
「あっ!雪?」
真愛が窓に近付き
子供みたいに顔を寄せる。
「…ごめんな」
「ん?今度はごめん?」
真愛の腰を抱き寄せ
「クリスマスも年末年始も一緒に居てやれなくて…」
髪に顔を埋める。
「良いよ…これからは毎年一緒に居てくれるでしょ?」
俺の手に真愛の手が重なる。
「外…行くか?」
「えっ?寒いよ?」
「寒いからだろ?
抱き締め合う口実が出来る」
真愛の返事より先に
彼女を横抱きに抱え
窓から飛び出した。
「ありがとう真愛」
「何でありがとう?」
「秘密…」
「あっ!雪?」
真愛が窓に近付き
子供みたいに顔を寄せる。
「…ごめんな」
「ん?今度はごめん?」
真愛の腰を抱き寄せ
「クリスマスも年末年始も一緒に居てやれなくて…」
髪に顔を埋める。
「良いよ…これからは毎年一緒に居てくれるでしょ?」
俺の手に真愛の手が重なる。
「外…行くか?」
「えっ?寒いよ?」
「寒いからだろ?
抱き締め合う口実が出来る」
真愛の返事より先に
彼女を横抱きに抱え
窓から飛び出した。