冬の華
訳も分からず、
言われるがままに、
外した…

瞬間

部屋の窓や天井を叩き付ける轟音

明かりが消灯と点灯を繰り返す。

廊下を轟音響かせ走り回る。

何だ?

一人首を捻る俺に、

《来たか…》

「ヤだ止めて、行きたくない」

同時に事態を告げた。

成程ね、
そっちからお出ましって訳ね?

首を鳴らして、
ストレッチまで始めちゃったり
俺って余裕〜

鍛えた成果試す時が来たか。

大きく扉が叩き付けられて開かれ

姿を現す。

「人ん家で悪さすんの止めろよな修繕費貰うぜ?」

顔色の悪いってか、
悪いのは当たり前か?

彼女の彼氏らしき男は、

明らかに俺へ敵意を剥き出しに…

ブツブツ言ってる。

けど、何言ってんだか…
サッパリ分からないな。

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