アレミヤ・パニック
「それで今日のメインの仕事は、フリーの殺し屋の方達と会食、後に会談です。」
「…………めんどくっさ。」
「仕方ないですよ。それがボスのいない(死んだ)シルフィーネを束ねる姫の役目ですから。」
「別に姫じゃないし………(ボソッ」
「何かいいました?」
「いいえ、なーーんにも。」
「たとえ腹違いでも一番血の濃く出たあなたがやらなければならないんです。もっと仕事をてきぱきしてください。」
パタン。←ドアが閉まった音
………………。
さっきのデリカシーのないやつは「リエン・シフェン」。17歳。仕事に忠実なうざったい秘書だ。男のくせに仕事が細かい。
殺したくなってくる。
私は「千川・ユリアーヌ・アレミヤ・シュトラ」。周りは「姫」もしくは「ユア」と呼ぶ。
多分今は15か16歳。ハッキリいって誕生日に興味がない。
それで、ボスがいないシルフィーネをまとめる役目(仮ボス)をしている。
自己紹介はこれ位にしようと思う。
今ははんこ押しをしなければいけない。