愛莉奈☆.com

嫉妬

「はぁぁぁ・・・・」

学校に着いたあたしはカバンを机にバンッと音をたてて置いて、マユを待った。

今日、寛人は待ってくれてたか??
そりゃあ、待っててくれてましたよ。
仲良く話しながら来たよ。
登校中は楽しかった。

そう。

登校中は楽しかったけど!!!!

学校に着いてからは、もう気分は一瞬にしてブルー。
理由はね・・・・

「あーっ♪夏井ーッ!!!おっそいなぁ。おはよー♪」

と、タラシで有名な谷岡ミチカが寛人に声をかけたから。

それだけ??挨拶しただけじゃん。
なぁ―――んて思ってるかもしれないけど、それだけじゃないの!!!
寛人とミチカちゃん、わりと・・・その・・・仲がいいんだよね。
認めたくないけど。

しかもっ!!!

あたし2組。
寛人は1組。
ミチカちゃんも1組!!!

あたしだけ違うクラスなのッ!!!
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