ぶす恋
「よしっ!完成~♪」

「おお~!!!さすがゆっきー☆髪巻くの上手いね~。」

「まじ!?ありがとう♪」


髪を切り終わったあと、雪音ちゃんが買ってきてくれたやつで髪を染め、仕上げに雪音ちゃんが私の髪を巻いてくれた。

「うわ~!こんなの初めてっ!」
すごくくるくるで、まさに女の子ってかんじだった。


帰りに、雪音ちゃんに髪を巻く方法を教えてもらい、ちゃんと明日やってくることを言いわたされた。

帰り道は、夜すっかり遅くなってることもあり、けんとくんが家まで送ってくれた。



「今日はどうもありがとう。」

「いーえっ☆じゃあ、また明日な。」

ばいばいと言って手をふり、けんとくんは来た道をひきかえしていった。






なんでか、分からないけどけんとくんと二人きりで歩いてる間は、胸のどきどきがとまらなかったんだ。


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