ぶす恋

入学式が終わり、新しい教室に入り自分の席に座っていると・・・


「なあ、あんたさーその前髪うざくないの?」


え!?
確かに私の前髪は、自分の顔を隠すためにすごく長い。
でも、そんなことなんで今ここで会ったばかりの人に、言われなきゃならないの?


「別に、あなたに関係ないじゃない。」


「関係あるし!」

はあ!?
どこにどう関係あるの?
私が、?でいっぱいの顔をしていると、


「だって、俺の隣は可愛い子がいんだもん☆」


あなた頭おかしんじゃない?
若干心配になってきた。


「可愛くなくてごめんね。」

なんで私が、謝らなきゃいけないのか不思議だけど、一応謝った。


「ぜーーーんぜん気にしないで☆可愛くなればいい話だから。」



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