カラフルヤンキー's
1
帝多久学園
「帝多久学園ってここ…?汚っ…」
私、榊 乃愛は今日あの有名な帝多久学園に転入してきた。
何で有名かって?
それはね…実「ギャハハハ!まじあいつうけたな!超ビビってたし!!」
……誰?人が喋ってたのに(心の中で)
そんなことを考えながら、今騒いでる奴らをじーっと見てると1人の男と目が合ってしまった。
「あれ?…女の子がいる!!」
そいつがそう叫んだ瞬間、そこにいた全員がこっちを向いて駆けだしてきた。
「まじだ!しかも超可愛い!」
「やべえ!大当たりじゃん!」
「君何で此処にいるの?まさかの転入生?」
…一気に喋んなよ。
「一応転入生だと思いますよ。あなた達は帝多久生?」
「一応…?思う…?…ぷっ。君おもしろいね!」
と言いながら爆笑し始めたのは、最初に目が合った男。
別におもしろいことを言ったつもりはない。