SENTIMENTALGIRL

第2章偽りの姫登場



「送ってくれて有り難うございました」


この言葉を何回言ったのか。


「良いよー。姫ちゃんの為なら僕は何にでもするから」


ふーんコイツ女の為ならそんな事まで言うんだな。


「じゃあ私行ってきます」


「行ってらっしゃい」


と言ってから社長の車は銀座の町中へ消えていった。


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