神様・俺様・速人様
「えー!!!!!グレイシーずの雅文今日のコンサート飛び入り参加ぁぁぁぁぁ!?」
朝練が終わり、机に座っていた綾那は机から落ちた。
「でね!!!吉哉が特別に、券発行してくれたんだ!」
─────……てゆうか、何でこんな、芸能科の人と仲良くなってんのよーっ
「6時半からだから、部活終わったらドーム行こっか!!」
『って部活終わるの6時じゃない!!!!』
「ぁあ…吉哉のマネージャーさんが送ってくれるみたい★」
………突っ込むところが多すぎです。はい
「やりぃ!!!あたしも、今日は早めに終わらしてもらおーっ」
なっなっなんかすごい方向に話進んでませんか?
『って…てか!!何で芸能科の人とこんな仲良くなってんの??!!』
「別にいいじゃん!!もとはといえば秋穂が、クラスの前の取り巻き相手にキレたから、速人名前覚えて…そっから、何かと秋穂に絡んできたんじゃない?」
あっ!あたしのせいですか!!
「まさか、女嫌いの速人がね…」