神様・俺様・速人様
「あっ…………」
史華が思い出したように呟く。
『…ん?』
「速人くん。女嫌いなのに、キスは出来るんだ…」
そ う い え ば …
そっ…………そうだそうだそうだそうだそうだそうだそうだそうだそうだそうだそうだそうだそうだそうだ!!
速人女嫌いなんだ!!!
「しかも、ケンカしてるんじゃなかったの?」
ぁー!!!!!!!
そうだ!!
なんかワケわかんなくなってきた!!!!
『頭パンクしそう!!!!』
「ぐぁーわけわかんなーい!!!!」
『何何?わけわかんなーい』
「うーん………」
史華もうなる。
その時
(今日のゲストは、月9の主演を演じる山瀬速人さんです!)
「『げつく??!!!』」
(山瀬さんは、今回歳上女性に想いを寄せる役なんですねえ)
「ああ………わかった」
『何が…?』
(ええ。詳しくはドラマを見てほしいですが、この役は結構難しいです)
テレビの中の速人は王子様。
世の中の女子を虜にする甘い美声。
なのにあたしには、悪魔の美声。
なんだこの差は…
(早く見たいですねー!)
なんて、同い年ぐらいのキャストははしゃいでる。
『ところで、何がわかったの?』
「ねぇ、このキャストあんたに似てない?」
テレビをみると、速人の隣にちょこんと座っている女の人がいる。
『これ?』
「たぶんね?速人くんの気に入ったって言葉…」
『何?』
「あんた、速人くんに利用されたんだよ!」
『はっはあ?』
「この子あんたに似てるでしょ?」
史華が思い出したように呟く。
『…ん?』
「速人くん。女嫌いなのに、キスは出来るんだ…」
そ う い え ば …
そっ…………そうだそうだそうだそうだそうだそうだそうだそうだそうだそうだそうだそうだそうだそうだ!!
速人女嫌いなんだ!!!
「しかも、ケンカしてるんじゃなかったの?」
ぁー!!!!!!!
そうだ!!
なんかワケわかんなくなってきた!!!!
『頭パンクしそう!!!!』
「ぐぁーわけわかんなーい!!!!」
『何何?わけわかんなーい』
「うーん………」
史華もうなる。
その時
(今日のゲストは、月9の主演を演じる山瀬速人さんです!)
「『げつく??!!!』」
(山瀬さんは、今回歳上女性に想いを寄せる役なんですねえ)
「ああ………わかった」
『何が…?』
(ええ。詳しくはドラマを見てほしいですが、この役は結構難しいです)
テレビの中の速人は王子様。
世の中の女子を虜にする甘い美声。
なのにあたしには、悪魔の美声。
なんだこの差は…
(早く見たいですねー!)
なんて、同い年ぐらいのキャストははしゃいでる。
『ところで、何がわかったの?』
「ねぇ、このキャストあんたに似てない?」
テレビをみると、速人の隣にちょこんと座っている女の人がいる。
『これ?』
「たぶんね?速人くんの気に入ったって言葉…」
『何?』
「あんた、速人くんに利用されたんだよ!」
『はっはあ?』
「この子あんたに似てるでしょ?」