平凡彼女はシンデレラⅡ
「奏愛…。」
「卓斗…。」
逃げよう。
大広間を出たあたし達は外に出た。
「すごい…綺麗…。」
「あぁ…。」
高台にあるこの家から見た夜空。
星が綺麗だ。
「今度は二人で海行こうな。」
「うん!!」
今度必ず二人でね。
「ふぁ~…眠い…。」
「もうそんな時間か?」
気が付いたら12時を過ぎてた。
眠たい訳だ。
「卓斗寝よう。」
「まだだよ。」
へっ!?
まさか…。
「ベッド行こう奏愛。」
あたしはされるがまま…。