平凡彼女はシンデレラⅡ

「親父、奏愛がいなかったら飯食えねぇじゃん。」

「だよなぁ~…。うん、スタッフに奏愛達の事を伏せてもらおう。」



そうしてください。



パパは家族みんなに事情説明した。



みんな嫌々ながらわかってくれたみたい。



てか家の中映るんだよね。



ハウスクリーニングしなきゃな。



「ねぇパパ、スタッフさんは泊まるの?」

「あ~多分?客間を用意できるか?」

「じゃご飯もたくさん作らなきゃね。」

「すまねぇな。」



これじゃあたしが1番大変じゃん!!



撮影日は二学期の3日前に決まった。



あたし超忙しい~…。



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