〜カラフル飴玉〜
めがね
「おはよー!!」
ウチ、高校2年のみおって言うんや。
毎日楽しい学校生活を送ってます。
「みお、おはよーさん。」
「おはよ、みおちゃん。」
ウチの友達のなるちゃんとそら君。…そして、そら君はウチの好きな人でもあるんや。
「みお、今日珍しく遅かったやん。どないしたん?」
「えー?ただの寝坊や、寝坊。」
苦笑しながら、2人の間の席に座る。
「みおちゃんが寝坊って聞いたことないよ?」
「そー?…あれ、そらって前からめがねやったっけ?」
「あ〜うん。ちょっとなあ。」
そう言って、めがねを親指で押し上げたそら。
その仕草に、胸がきゅんとした。
「(やばい…そら君、めがねめっちゃ似合うやんか!!)」
そらの新しい魅力を発見したみおの、激しい妄想劇は止まらなくなりそうだ。
その裏では…
「なあ、なるちゃん。めがねってこんな感じでええんか?」
「当たり前や!!もうバッチシみおの心掴んだで!!」
実は作戦だったりしたのでした♪
-end-