私的詩的生活
サンタクロース
夢の中で 




幼い頃を過ごした部屋にいた




僕は見覚えのある部屋で




見覚えのない机に座った




外を眺めると 




窓ガラスを白い手が這って




夜の闇に浮かびながら




鍵をかけ忘れていた窓から




黒ずくめの若い男が入ってきた
< 53 / 56 >

この作品をシェア

pagetop