男子上等!!
〜2時間後〜
目が覚めると、もう2時間経っていた。
何か、肩が重い。
そう思って肩の方を見てみると、梓が俺の肩にもたれて寝てた。
龍は梓の膝の上で寝てる。
う、動けねぇ…っ。
てか、梓メガネとり忘れてんじゃん。
それで、メガネをとろうとしたら…
「んっ…、あっ、旬おはよ…」
「お、おはよ…」
ビ、ビビった…っ!!
きゅ、急に起きるから…。
「てか、寝るときぐらいメガネ外せよな」
「あー……、うん、忘れてた
それより龍、重い…
起きろー」
梓は龍の頭をバシバシ叩いている。
今、若干様子が変だった気が…。
気のせいか…。
「うっ、痛ぇよ梓…」
「重い〜、どけよ〜」
「嫌や〜、もうちょっと梓の膝の上で寝てたいねん〜」
「何キモいこと言ってんだー」