男子上等!!

初恋!? 旬said




「じゃあ、いってきまーす」

「おぅ」



梓は今日も出掛けていった。



「はぁ〜……」



あぁ〜……、俺どうかしたのかな……。

昨日のケーキ屋の女の子の顔とメガネを取った梓の顔が頭から離れねぇ……!!

マジ変だ、俺……。



ケーキ屋の女の子は一目惚れしたかもしれない。

まだ、わからんが……。

でも……、梓はなんでだ?


もしかして、一目惚れ!?

いやいや、男に惚れるとか有り得ないだろ!?

顔は女みたいだったけど………。



「////っ……!!」



また思い出したら、顔が赤くなってきた……!!

もしかして、俺ホモなのか!?

……そんなこと有り得ないだろ!!

もし、そうであっても、信じたくない……!!



「おはよー、旬」



龍が起きてきた。



「お、おはよー」



急に起きてきたから、少し焦った。



「何焦ってんねん、旬」

「別に焦ってねぇよ」

「そぉか?」



こいつ、アホのくせに鋭いからな……。

アホのくせに……。



「まあ、えぇわ
それより、腹減ったー」



時計を見てみると、12:00をまわっていた。


えっ!?

梓が出掛けていったのは10:30頃だったよな?


俺1時間近く、考えてたのかよ!?



「旬ー、食堂行こうやー」

「おぅ」



俺等は食堂に向かった。



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