男子上等!!



in食堂



注文して、食べている時……



「で、なんか悩んでるやろ、旬」



ブッ...

俺は、思わず吹き出してしまった……!!



「もう、汚いな
バレとらんでも思とったんか?
全部お見通しや」

「……なんで、わかったんだよ」

「アホ、何年つきおうとると思てんねん
はよ、話せ」



話せゆうても、梓の顔が頭からはなれん、とか言えんだろ!?


あっ!

ケーキ屋の女の子のことだけ話したらいいか。



「あのさ、ある女の子の顔が頭から離れないんだけど……」

「惚れたな」

「バッ、まだわかんねぇよ」

「はいはい
それで、どんな子?」

「背は小さくて、ちょっと抜けてて、笑ったらかなり可愛い子……////」



だんだん言ってて恥ずかしくなってきた。



「顔赤らめて言うお前も可愛いな(笑)」

「うっせぇ……っ!!」

「ほなら、今日もう一回会ってみよう」

「……は?」

「もう一回会って、本間に好きかどうか確かめてみようや」

「無理無理」

「無理とちゃうわ
それに、俺も見てみたいし
旬の初恋相手」



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