男子上等!!



〜次の日〜



あ〜……、一睡もできなかった……。

目の下くまできてるし。



「はぁ〜………」



今日、聞くしかないか。

でも、何て聞いたらいいんだ…?


…………もー、疲れた!!

一発勝負でいく!!



俺は部屋を出た。



ガチャッ...

「あっ、おはよー、旬」



リビングには龍しかいなかった。



「お、おはよー」



なんか、ドッと気が抜けた……。



「旬、なんやその顔
目の下くまできてんで
イケメンが台無しやないか」

「昨日眠れなかった……」

「なにをそんなに悩んでんねん?」

「龍にも、いずれわかるよ……」

「おっさんみたいなこと言うなや
つか、お前だんだんキャラ崩れてんで(笑)」

「そこにはふれるな……」



それで、朝飯食べようと台所に行くと……



ガチャッ...

「お、おはよー……」



梓が目を擦りながら、部屋から出てきた。



ドキッ...



えっ!?

ドキッてなんだよ、ドキッて!!

平常心だ、平常心……。



「おはよー、梓
めっちゃ眠そうやな(笑)」

「なんで、龍は朝から元気なんだ……」



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