In The Rain
毎度、女の部屋に始めて入る時はそれなりに恐縮するものだ。


やっぱりそれなりに女の子の部屋だ。


とりあえず、キョウコをベットに座らせキスした。


いきなり始めるのもどうか?と思ったが、キョウコの舌が口に入って来たので、そのまま舌を絡ませ抱き締めて、ゆっくりと押し倒した。


キスをしながら、ブラウスのボタンを上から順に外し…、あわせてオレも脱いでいく。


耳や首筋にキスする頃はお互い下着のみだ。


「ねぇ、お願い、電気…」

「ああ。」


しかし、ここからでは遠い、一度離れないといけない…。


オレは無視してキスしながらブラのホックを外した。


「あっ、お願い…、恥ずかしいから…。」


キョウコは胸を隠しながら言った。


しかし、そこまで気になるものかね……。


「わかったよ。んじゃあ、電気消して、飲み物取ってくるから……全部脱いでおくように」


ちょっと笑いながら言ってみた。


キョウコは頷いてみせた。


「可愛いな。オマエは…。」


キスだけして一度離れて電気を消して、冷蔵庫へ向かった。




水を口に含んで…溜め息を鼻から抜いた。


自分の妙な雰囲気が笑えた。


一瞬、(何やってんだ?)な気分になりかけたが振り払った。



目を閉じて10秒。


目を暗闇に慣れさせベットへ向かった。


「ただいま」


ちょっとおどけてみた。キョウコは笑顔でフトンにくるまっていた。


「のど乾かない?」


オレの問い掛けにキョウコは頷いた。


「チュ、んぐっ、ビチュんぐっ、はぁ〜。もうっ。」


口移しで飲ませてみた。

すると今度はキョウコから激しめのキスがきた。
…。


さっ、盛り上がっていってみますか…。
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