In The Rain
sexの女性の表情は美しい。


それを見るために男は必死…、それが普通だし、女に喜んでもらう事が何においても、大人の男の常識だろう。


そして、それはオレも例外ではない。


指と舌の動きを優しくそして激しくする。


「あっ、ああっ、……んぐっ、……あっ、ああっ。」


キョウコがピクッと波打って力をいれた。

熱が溢れだし、中に力が入ってるのを指先に感じた。


オレは顔をあげてキスした。

指は蜜につけたままだ。


「かわいいよ。キョウコ。大好きだよ。」



キスしながら指はさらにグチュグチュ激しく優しくうごかす、楽器を扱う感じだ。


音と声が淫らに混ざり合う。

その顔をみながらキスを交わす。


オレは顔を見るのが好きなのだ。



キョウコは再び二、三回ヒクッていた。


気がつけばキョウコの手はオレのを握って離さなかった。


「あっ、あああっ、もうだめ。おかしくなっちゃうよ〜。」


可愛い女だ。



「お願い……。」


「ん?何?どうした?」


キョウコはオレの首にしがみついた。

「お願いだから……。我慢できない。」



オレはベッド付近の鞄へ手を伸ばす。

わざと顔の近くに腰がいくように…。

ゴムを手に取る頃…、キョウコはグチュクチョとオレを口に頬張っていた。


「キョウコ……イイよ。」

オレはしゃぶりつくキョウコの髪を撫でた。


「フジュ、ジュポ……アキトさんの……欲し……だもん。」


キョウコはオレに舌を絡ませながら、目線を上げた。




この女…エロい。
< 18 / 102 >

この作品をシェア

pagetop