In The Rain

喉を伝う背徳

「んぎゅ、んぎゅ、んぎゅ、ぷはぁあ。」


冷蔵庫のビールがボクの体内を流れた。


のぼせたのか、とろけたのか、ふらふらだ。


ビールを飲みながらジャケットからゴムを出して枕元へ、ホテルのは使わない。


ビールを飲み干してベットに倒れた。


冷静にはなるな。

背徳感に襲われる。

さっきのミクとのシーンを頭の中で回した。



「ねぇ、なんか飲む?」


ミクが水を片手に声をかけた。


「それでいいよ。」


「うん。」



ミクは水を口にして、ボクの横に座った。


きちんとホテルのパジャマを着てるとこが可愛いじゃないの。


「はいっ、飲む?」


水を貰ってそのまま、引き寄せた。


「こぼしちゃうよ。…んっ。」


ミクのほうからキスしてきた。


ベットに蓋をしめた水のボトルを投げて…。


さぁ、いきますか?




「ちゅっ、んっ、レロ、ぐちゅ、んっ。」


「おいで、ミク。」


「レロ、ちゅっ、チュパ」

ボクはキスをしながらミクを寝かせ体制を入れ替えた。




でわ、いただきます。
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