In The Rain
まだ、のぼせているのか?ミクによったのか?頭が全く働かない。


入れる前に、あえてお互いを這わせあい、馴染ませる。

クチュ、クチュ、クチュグチュ。

この時の音と感覚がたまらない。



「いくよ、ミク。」

「あっ、ああああっ、ふぁ、あぁ。」

「ミク、………。ちゅっ」


キスをして改めてミクを見ると目を合わせて微笑んでくれた。


可愛いすぎる。



ボクはかき混ぜながら動かす。

まだゆっくりとあえて、不適格に刺激する。


「あっ、んっ、んっ、ああっ、んっ、んっ、あっ……」




胎内の感覚が欲望を膨張させる。


絡み合う音が激しさを増しボクを締めつける。



ミクを抱き起こし、向き合ったまま、舌を絡める。

「んちゅ、チュパ、レロ、ああっ、んっ、んっ、はぁっ、はぁ、あっ…。」


ベッドに転がる水を一口飲んだ。

ミクには口移しで飲ませた。

「んぐっ、ごきゅ、ごきゅ、んあっ。アキトぉ。」

唇から漏れた水をボクは舌で拭った。


当然、動きは止めてない。




後ろに倒れようとするミクを支えながら、態勢を変える。



ボクは指で入り口と固いモノを触りながら、奥までの動きを早めた。




「あっ、あっ、あぁっ、いっ、………いぃっ、あぁっ、あっ、あっ、アキト………あぁっ。」


「ミク、はぁ、んっ、はぁ、はぁ、………。ねぇ、ミク、愛してるよ。」


意識せず言葉がでた。



「あっ、んっ、んっ、あ、私も…………愛してる。」


ボクはミクを抱きしめ、動きを早めた。


「あっ、もう……ああっ、アキト、一緒がいい、ああっ、あっ、んっ。」

「あぁ、もう………。」

「あっ、あぁっ、イ゙っ、あぁっ、くっっ、一緒に………、あっ、アキトぉ、ああっ、もう……。」

「あぁ、……ミク、あぁ。…っく。」



ボクとミクが僅かに震え、ボクはミクに倒れこみ、ミクはボクを抱きしめた。




離れたくない感情と動けない感覚のまま、ボクらは何度もキスを続けた。







愛してると呟きながら………。
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