In The Rain
時計は7時過ぎ…、心地よい疲労が昨晩を思い起こさせる。
ボクはミクを追って露天へ向かった。
曇ってはいたが、雨はやんでいる。
ここで、追えば女の思うツボなのだ。きっと、私のオトコ。主導権もなにもかも向こうのモノだ。
そんな事は解っている。
飲みかけの水を飲み干して露天のドアを開けた。
駆け引きとか主導権とか、もう、どうでもいい。
クールさの欠片もない。
「キャッ、どうしたの?…お風呂、気持ちいいよ。にひっ、おいで。」
ホントにやってくれる…。可愛いな!てめぇ。
「ああっ、すぐ行くからのぼせないでね。はい、水。」
ここまできて、クールもないなっ。
ボクは新しい水のボトルを渡して、シャワーへ向かった。
「ねぇ、アキト。これからどうする?」
「えっ?ご飯食べて…」
「そうじゃなくて…。」
湯船の中で抱きしめていたミクが振り返った。
「あぁ、大丈夫だよ。何度も会おう、出来るだけ一緒にいよう。上手くやれば大丈夫だよ。」
僕は振り出しそうな空を見上げた。
「うん。私も頑張る。アキト…。」
ミクがボクに寄りかかる。
「ミク。………愛してるよ。」
抱きしめて、キスをした。
「んっ、チュッ、あっ、あんっ、ダメ、アキト、あっ、あぁ、そこ…、あっ、ダメ、あっ、エッチになるから……。」
かわいい〜。
欲望なのか愛なのか?体が動くまま流されていくまま、ミクに這うボク。
溢れる熱と固くなった欲望が暖かい湯の中で混ざり合った。
漏れる吐息と快楽、混ざり合う肉と蜜の音。
僕らは形のない愛を確かめあった。
再び降り出した小雨に包まれて……。
ボクはミクを追って露天へ向かった。
曇ってはいたが、雨はやんでいる。
ここで、追えば女の思うツボなのだ。きっと、私のオトコ。主導権もなにもかも向こうのモノだ。
そんな事は解っている。
飲みかけの水を飲み干して露天のドアを開けた。
駆け引きとか主導権とか、もう、どうでもいい。
クールさの欠片もない。
「キャッ、どうしたの?…お風呂、気持ちいいよ。にひっ、おいで。」
ホントにやってくれる…。可愛いな!てめぇ。
「ああっ、すぐ行くからのぼせないでね。はい、水。」
ここまできて、クールもないなっ。
ボクは新しい水のボトルを渡して、シャワーへ向かった。
「ねぇ、アキト。これからどうする?」
「えっ?ご飯食べて…」
「そうじゃなくて…。」
湯船の中で抱きしめていたミクが振り返った。
「あぁ、大丈夫だよ。何度も会おう、出来るだけ一緒にいよう。上手くやれば大丈夫だよ。」
僕は振り出しそうな空を見上げた。
「うん。私も頑張る。アキト…。」
ミクがボクに寄りかかる。
「ミク。………愛してるよ。」
抱きしめて、キスをした。
「んっ、チュッ、あっ、あんっ、ダメ、アキト、あっ、あぁ、そこ…、あっ、ダメ、あっ、エッチになるから……。」
かわいい〜。
欲望なのか愛なのか?体が動くまま流されていくまま、ミクに這うボク。
溢れる熱と固くなった欲望が暖かい湯の中で混ざり合った。
漏れる吐息と快楽、混ざり合う肉と蜜の音。
僕らは形のない愛を確かめあった。
再び降り出した小雨に包まれて……。