NO SPEED!NO LIFE!
そしてまた昼御飯の時間に…

「梨世…走るのやめないか?」

あ、今日のお父さんで懲りたんだ?笑

「ん…まぁいいよ」

そしてあたし達らしくないけど歩いていった。

おばちゃんに今日はゆっくり頼んだ。

「「B下さい」」

そしたらまた後ろから会話が聞こえた。

「今日はCが良い!!」

「ダメだよ…B」

「一夜いっつもBばっかじゃんッ!!今日は絶対C~!!
杏仁豆腐ッ!!!!!」

「クク…ねぇゆみ?」

「なんだよッ!!」

「死にたいの(黒笑)?」

「生きたいですッ!!」

「だよね?じゃあ…」

「Bで良いですッ(泣)!!」

かわいそー…
この子学食選ぶだけで命かかってるよ

「ねぇ圭人」

「なんだ?」

「後ろの人たち誘わない?」

「あぁ、俺も思った」

うちらは後ろを向いた
後ろの二人はめっちゃびびってる。
いや女の子のほうしかびびってない。
男の子はめっちゃ笑顔。
つーか男の子キレイだなぁ。
女の子よりきれいだよ。

「一緒にご飯食べませんか?」

あたしがこう言うと、女の子の方が頷いた。











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