教室の秘密
友達に救われた私の修学旅行
遠くに見える先生の姿は
いつだって女子に囲まれているもぅ手が届かない存在になってしまった
見ないようにしていても
気付けば目で追っている
やり場の無い悲しい気持ちがただ私を支配していた
絶叫マシンに酔った私と
結局乗れない秋人を残し皆は引き続きディズニーランドを楽しんでいた
『皆面白そうだね』
『あぁ』
『なんでそんなに機嫌わるいの!?絶叫乗れないからって落ち込む事無いってば』
『んな事じゃねーよ』
『怒ってるじゃん!!!!』
『うるせー。お前見てたら機嫌も悪くなるわ』
『あたし〜?なぜ』
『担任と別れてよかったの?お前まだ好きなんだろ?見てたらわかる......』
『あぁ〜....もぉいいの!!!今日で吹っ切るの!!!めのまえで女の子と話してる姿とか見るのすごく辛かった...耐え切れなかった』
『ふーん。頑張ったな』