†・οヴァンパイアο・†
「あなたたちの命を絶つことはマスターにとって簡単です。」
ゆっくりと俺の口から手が離された。
「何故そうしないかわかりますか?」
とても淋しそうに人形が話す。
「わかる訳ないだろ。俺らは特別になりたくて着たんだから。」
「マスターは孤独な存在。」
どういう意味だ?
そもそもマスターは、二人のどちらだ?
「そしてまた、それはキングも同じ」
「貴方にはわからないでしょうけど、。」
「それが理由なのか。それじゃ説明になってないじゃないだろ!!」