†・οヴァンパイアο・†



「君が知る必要はないよ」

稜の目の前に人が現れた。


いつの間にか人形は部屋の隅にいた。


「マスターすみません。」


「気にしないで、これは貴方のせいではないから。」


そして指を鳴らした。


その合図に人形は姿を消した。



「君、さっきから不思議そう。なぜ?」


俺は意気を飲んだ。


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