キミの心Ⅱ-いつまでもキミと一緒に-
「俺はリビングのソファーにでも寝ようかと思ってたんだけど…」



そう言って勇斗はあたしをベッドの上に押し倒した。



「さっき顔が赤くなってたってコトはこーゆーコトも考えてたんだよな…??」


「えっ!!ちが…」


『ちがうよ』って言いたかったのに…勇斗の唇によってその言葉は阻止された。


「んんっ…」


「はぁっ…」


唇を挟んでついばむ様なキス…。



…急に勇斗が唇を離した。


「…キスだけでこんなに色っぽい声だしといて“ちがう”のかよ」


「だって…」


「ふ~ん…俺とはシたくないんだ?」


勇斗が少し寂しそうな顔をした。


< 20 / 75 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop