終わりの空は
しまった…もうそんな時間か。


いつも杏菜が僕が学校をサボらないように迎えに来る時間だった。



「なぁ…寒いだろ?ちょっとコーヒー飲んでけよ。」


僕は朝食を守るのに必死だった。


「ダメ!!遅刻するよ。」



「お願いだよ。朝ごはん食べるだけだからこの通り!」


杏菜は少し迷っていたが寒さ決意を曲げさせた。


「わかった。でも急いでね。」


「やったね。」



杏菜は熱々のコーヒーをフーフーしながら飲んでいた。



その間に僕は朝食を堪能することが出来た。
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