no title
「おっ早苗〜。」


アタシが早苗に手を振ると


「じゃお邪魔みたいやからまた明日。」


そう言うと手を振って隣の家のドアを開けて入っていった。


「タイミング悪かった?」


様子をうかがうように早苗が聞いてきた。


「ううんっ。
これ持って来てくれたの。」


と左手に持っている肉じゃがを指差した。


「入って入って。」


アタシは普段通りに早苗を部屋に通した。


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