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「えっ!
隣ん家の南原陽平?」


びっくりして思わず声が大きくなる。


「うん。
かっこよくない?」


…確かに。


アタシは今までちゃんと見たことはなかったが、背は高いし顔立ちも整っていてモテそうだ。


「まこっちゃんの好きな人が南原くんじゃなくてよかったよぉ。」


安心した表情の早苗。


「ほんとに違うからね。
朝もほんっとにたまたま朝会ったから来ただけだからねー。」


「うん。」


ほっとして涙ぐむ早苗が可愛い。


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