天国に近い場所
私の生れつき大人びた顔立ちと、少し冷めたような態度が、こうさせてしまっているのだろう…

私に浴びせられる言葉の大半は…毎回こんな感じだ。



小さい頃からそう。

もう馴れた。






友達なんて出来たことがない。

美優とやよいは、友達っていうのかな?


正直わからない…




学校なんて昔から大嫌い。

メリットがないから。




だけどこの高校、はお姉ちゃんが行かせてくれた高校。

だから意地でも卒業してやる。



お姉ちゃんに、立派な卒業証書を見せてあげたいんだ。



それが私のひそかな夢。
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