天国に近い場所
「マジで殺す」



ドガッ!!





龍美はリーダー的な男の腹を、勢いよく殴る。






「うぅ…」


男はその場にうずくまり、お腹を押さえている。






「龍美!」



辰夫おじいちゃん……?

どうしてここに!!?


すると突然、辰夫おじいちゃん数人の部下らしき人を連れて現れた。





「龍美。気持ちはわかるが、今は志乃さんを助けることが先だ。この人達は私に任せなさい」


辰夫おじいちゃんがそう言うと…龍美は舌打ちをして男を離し、

数人の部下が私を囲んでいた男たちを連れ、どこかに連れて行ってしまった…
< 132 / 787 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop