天国に近い場所
「ちょっと早いけど、メイクしちゃわない?」
夏莉は待ち切れない様子で、化粧ポーチを開く。
「そうだね、暇だし…」
私は立ち上がりドアを開けようとする
「どこ行くの〜?」
「龍美に傷見せないと‥」
「あぁ、そっか」
「先化粧してて〜」
私は部屋を出て、龍美の部屋に向かった。
あの事件で傷を付けられて以来、龍美はすごく傷の事を気にしていて、
毎日化粧をする前に頬の傷を見せるのが、日課になっていた。
コンコン
「龍美!傷見せに来たよ」
「入って…」
部屋の中から龍美の声が聞こえたので、私は部屋に入る事にした。
夏莉は待ち切れない様子で、化粧ポーチを開く。
「そうだね、暇だし…」
私は立ち上がりドアを開けようとする
「どこ行くの〜?」
「龍美に傷見せないと‥」
「あぁ、そっか」
「先化粧してて〜」
私は部屋を出て、龍美の部屋に向かった。
あの事件で傷を付けられて以来、龍美はすごく傷の事を気にしていて、
毎日化粧をする前に頬の傷を見せるのが、日課になっていた。
コンコン
「龍美!傷見せに来たよ」
「入って…」
部屋の中から龍美の声が聞こえたので、私は部屋に入る事にした。