天国に近い場所
「そお~?」

「うんうん。それなら正樹さんもイチコロだよ!」

「志乃ってば…」


夏莉は正樹さんの話しをすると、乙女のスイッチが入ってしまう。


それが可愛いんだ~





「志乃こそさ…龍美とはどうなわけ??」

「えっっ!何が!!?」

「何がって…この前キスする寸前だったじゃん!」


夏莉には、私が龍美のことがちょっとだけ気になっていることを話した…





「な、何もナイよ…」

「ふ〜ん。この前はキスしようとしてたのに〜?」


夏莉はニヤニヤと笑いながら言った。





「その話しはナシっ!忘れて下さい!」

「アハハ」



コンコン




夏莉とガールズトークで盛り上がっていると、私たちの部屋のドアをノックする音が聞こえた。
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