天国に近い場所
タコ焼きを一口頬張る私。

なんでお祭りで売ってるタコ焼きって、こんなにおいしいんだろう。

私はバクバク一人で、タコ焼きを食べていた。




「あ、健太郎くん!」

「良樹(ヨシキ)くん!」


突然後ろから、健太郎くんと同い年くらいの男の子が声をかけてきた。



この子…海で健太郎くんと、遊んでた子だ!






「あっちで一緒に花火見ない?」

「行ってもいい?」


健太郎くんは、龍美に聞いた。




「いいけど、気をつけろよ」

「はーい」


健太郎くんは、その友達の子と手を繋いで走って行ってしまった。
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