天国に近い場所
「ちょっと龍美!後ろから抱き着かないでよっ」


朝食作りに取り掛かり、キッチンで野菜を切っていると、

龍美がさっきから、後ろから抱き着いてくる。






「いーじゃん。2人きりなんて滅多にないんだから」

「包丁使ってるんだから、危ないよ!」

「大丈夫大丈夫。そん時は俺が守ってやるから」



そうゆうことじゃナイでしょーが!





結局…朝食を作り終わるまで、龍美はずっと私にくっついていた。





……………

……




「ねえまだ?」
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