天国に近い場所
朝食を食べ終わり、私は出掛ける準備を始めた私。

今は部屋でメイク中…

龍美はさっさと私服に着替え終わり、私の部屋のベットで寝転がりながら、待ちくたびれた様子。





「もうちょっとで終わるから、待ってて」

「化粧なんてもういいじゃん。早く出かけようぜ」

「もうすぐだから、待ってよ。化粧しないと…気合いが入らないの!」



枕を抱きしめながら寝転がる龍美に、私はビューラーでまつげをあげながら言う。





「何でもいいから、早くして。待ちくたびれて眠くなりそう…」


龍美は目を、ウトウトさせている。





「やだ!寝ないでよ!ホントにもう終わるから」
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