天国に近い場所
「なんだよ。それならそうと、早く言えよな」


龍美は急に機嫌が良くなり、プレゼントを受け取ると、ニヤニヤしながら私の頭を撫でた…





「だって…先に言っちゃったらつまんないじゃん…」

「でも俺。てっきりお前が、なんかやましいことでもあるのかと思ったぜ」

「…は、はあ」



考え方が、単純で幼稚(汗)


それより、プレゼント気に入ってくれるかな?

悪い頭を振り絞って、めちゃめちゃ考えたんだけど…





ヒラ…


龍美がプレゼントのリボンを解く‥






ドキドキ…



ごそごそ‥







そして…袋の中を覗き込んだ。
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