天国に近い場所
「お前もダーツやれよ!教えてやっから♪」

「うんっ」


夏莉は手招きをしている正樹さんの元へ、嬉しそうに走って行った。






「フー…お前もやる?」


龍美がタバコをくわえながら、私に聞いた。




「私、出来るかな?」

「大丈夫大丈夫。その乳のデカさなら出来るって」

「…胸はダーツとは関係ナイでしょ!」



さっきから私たち、胸ネタ多くないか(汗)?

こんなんでイイのか私たち……






「細かいこと気にすんなよ。試しに、一発撃ってみな?」


そう言って龍美は、私にダーツの矢を手渡した。
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